加圧トレーニングで成長ホルモンが分泌される仕組み

 

MoveOnトレーナーの角地です。

 

レッスンの合間に毎週お届けしている3分間Q&A。

今月のテーマは「加圧トレーニング」、その2週目です。

 

「加圧トレーニング」の仕組みのお話です。

通常、高強度トレーニングを行うと乳酸が大量に発生して、脳が反応して成長ホルモンが大量分泌されます。

加圧トレーニングの場合は、静脈の血流を制限して低強度トレーニングを行うことで少し乳酸が発生します。

静脈の血流が制限されているので乳酸は回収されず溜まっていきます。

低強度のトレーニングを続けることでどんどん乳酸が溜まり、大量になります。

脳が反応して成長ホルモンが大量分泌されるという流れです。

 

血管関係は皮膚から近い順にリンパ管、静脈、動脈の順に存在しています。

加圧バンドを締めることでリンパ管と静脈までの流れを制限します。

動脈により血液は流れてきますが、静脈の流れが制限されることで、血液も溜まっていきます。

 

通常、軽い負荷では発生しない乳酸(疲労物質)が、加圧トレーニングの場合発生する理由は、血液が通常通り循環しないことで酸素不足が発生します。

酸素が不足すると脂質をエネルギーに変えることが出来なくなり、代わりに糖質(ブドウ糖)をエネルギーに変換します。

糖質をエネルギーに変換する際には乳酸が発生します。

 

 

加圧トレーニングに興味のある方はぜひ見学・無料体験にお越しください。