マッサージとストレッチの違い

 

MoveOnトレーナーの角地(かくち)です。

 

スモールジムMoveOnではセルフケアとしてマッサージとストレッチ(静的)の両方をお伝えしています。

どちらも「身体の疲れをとる」方法として混同してしまいそうですが、それぞれ目的とタイミングが異なります。

 

簡単なイメージで言うと、まずはマッサージで固まった筋肉をほぐして柔らかくしてからストレッチでゆっくりと伸ばす感じです。

マッサージを行うことで筋肉の張りが取れて少し楽になる感じがすると思います。

そのままだと、筋肉は縮んだままになので、ストレッチで伸ばして元の状態に戻してあげます。

 

人間の身体は筋肉を縮めるという機能はありますが、自力で筋肉を伸ばすという機能が付いていません。

なので、力を入れたら筋肉は縮んだままの状態になります。

そのまま放っておくと縮んだ筋肉が強く固まってしまいます。

 

強く固まった状態でいきなりストレッチをしてもなかなか筋肉を伸ばすことができません。

なので、①まずは固まった筋肉をマッサージで緩めて、②元の状態に戻すためにストレッチで伸ばしてあげるという順番で行うと効果的です。

筋肉が伸ばされて元の状態に戻ることで、その部分は軽くなって自由自在に動かしやすくなるといったイメージです。

 

お風呂上りにストレッチをすると良いというのは、湯船につかって身体を芯まで温めることで、強く固まった筋肉が緩んだ状態になるので、マッサージをした後と同じような状況になるため、ストレッチで伸びやすくなるからです。

 

効果的なストレッチ方法などが気になる方はぜひ見学・無料体験にお越しください。