正しい椅子の座り方 〜気を付けるポイントがたくさんあります〜

 

 

MoveOnトレーナーの角地(かくち)です。

 

スモールジムMoveOnの5月のQ&AとMoveOn通信のテーマは「座り方」です。

第2週目のQ&Aは「正しい椅子の座り方」についてです。

 

先週は日本人が長時間座っているというお話をしました。

その座っている時間の座り方が悪いと身体にとても悪影響が現れます。

今週は身体に良いとされる正しい椅子の座り方をお伝えします。

 

まずポイントとなるのは「坐骨」です。

骨盤の一部で座る時にはこの坐骨で体重を支えるので、「坐骨」と呼ばれています。

座った状態でお尻を触るとぐりぐりとした少し尖った骨が左右にあります。

これが坐骨の一番下の部分で、ここに真っ直ぐに乗るイメージで座ると骨盤が自然な角度になり、腰のカーブもナチュラルカーブになります。

 

ところが、座り姿勢の多くは、仙骨座りと呼ばれる、坐骨より後ろの部分に体重を乗せる座り方となっていて、骨盤が後傾して腰が曲がり、背中が丸まってしまう良くない座り方です。

坐骨に乗るようにするだけで、良い座り姿勢に変わるのですが、お尻や太もも裏の筋肉が硬い方は股関節を90度に曲げることが出来ないので、坐骨に乗ることが出来ない場合があります。

 

そんな時はバスタオルなどを折りたたんでお尻の下に敷いてあげると股関節を90度まで曲げなくても坐骨に座ることが出来て、腰のナチュラルカーブを作ることが出来ます。

1枚で足りない方は2枚重ねにしていただくなど、高さを調整してみてください。

 

その他にも色々なチェックポイントがあるので、少し説明が長くなりますが、座る時間が長い分、影響力が大きいのでしっかりとお伝えしていきたいと思います。

 

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