95歳でも非介護を目指す 〜今から本気で予防していく気持ちが大切です〜

 

 

MoveOnトレーナーの角地(かくち)です。

 

スモールジムMoveOnの8月のQ&AとMoveOn通信のテーマは「脳筋連関」です。

第2週目のQ&Aは「95歳まで非介護」についてです。

 

高齢になっても介護状態にならずに家族に迷惑をかけずに生きていきたいというお気持ちの方が多いと思います。

そのために大切なことは筋肉と骨の強化です。

筋肉を鍛えると聞くと、腹筋や胸、腕などをイメージする方も多いかもしれませんが、それらはボディメイク的に必要な部位です。

非介護を目指す時に優先するのは「姿勢をキープするための筋肉」です。

それは、首や背中、腰とお尻、背骨周り、太ももの表と裏、ふくらはぎなどです。

これらの筋力が低下すると姿勢が崩れて、痛みや怪我、骨の変形へと繋がります。

 

骨の変形は男性で70代、女性は60代からはじまることが多いのですが、少しずつ進行して、変形が始まって20年くらいで圧迫骨折レベルにまで至ります。

それを防ぐためには、必要な筋肉の強化と重力トレーニングです。

骨は垂直方向に負荷をかけることで強化されます。

歩く、走る、階段を使う、ジャンプ動作などを行うことで丈夫な骨になっていきます。

もちろん、栄養面も大切ですが、単純にカルシウムを摂るだけでは足りません。

カルシウム、ビタミンK、ビタミンD、たんぱく質、ビタミンCを十分に摂取する事が必要です。

 

これらの対策を行うためには、何よりもまず「95歳まで絶対に介護されない状態を作るぞ」という強い気持ちが必要です。

予防の行動には強制力がかかりません。

病気や怪我をしてしまうと治療やリハビリはやらなければ困るという強制力がかかります。

しかし、予防はやらなくても今すぐは困りません。

困るのはかなり先の未来です。

それを現実のこととして本気で予防していくことが必要です。

それを感じていただく事も僕たちのお仕事だと思っています。

 

スモールジムMoveOnにご興味のある方はぜひ見学・無料体験にお越しください。